Oracle GUIツールの文字化け対策をlogる

Linux上のOracle GUIツールが文字化けするのを解決したよーっていうお話です。
OracleGUIツール(例えばdbcaとか)って、中身はJava
確か、10gの頃からLinuxの日本語(LANG=ja_JP.UTF-8)のX上で起動すると、文字化け(□表示)してたと思う。
使う頻度低いので、その都度英語(LANG=c)でやってたんだけど、とある機会があって真面目に調べてみる事に。。

んでは、そのやり方をば。。

化けてないサーバからフォントファイルを見つけるw

ALBANWT*.ttfファイルが必要なのでどっから探します。
OracleJava系の何か が入って、GUIツール実行して化けない車窓から。

今回は、Oracle WebLogic Server 11g R1のインストール先に見つけました。
以下、そのWLSのデフォルトインストール先です。

[weblogic@rhel61-wls11gr1-1 ~]$ ls /opt/Oracle/Middleware/oracle_common/jdk/jre/lib/fonts/
ALBANWTJ.ttf  ALBANWTK.ttf  ALBANWTS.ttf  ALBANWTT.ttf

フォントファイルをコぴる

対象は、Oracle Database 11gR2のデフォルトインストール先の例です。
まず、fallbackディレクトリを作成します。

 [oracle@rhel61-ora11r2-1 ~]$ cd /opt/oracle/product/11.2.0/dbhome_1/jdk/jre/lib/fonts

一個、ディレクトリこさえます。
fallbackってのは、fonts/fonts.dirにフォントが見つからない場合の、defaultとなるディレクトリとの事。

[oracle@rhel61-ora11r2-1 fonts]$ mkdir fallback

scpします。

[oracle@rhel61-ora11r2-1 fonts]$ scp -p weblogic@rhel61-wls11gr1-1:/opt/Oracle/Middleware/oracle_common/jdk/jre/lib/fonts/ALBANWTJ.ttf fallback/

これで、X上でdbcaが化けなくなりますた!

4,5年越しに解決ですわ(・∀・)