経験年数をテクニカルスキルの実務適用年数として考えてみる


(「エンジニアの価値は経験年数じゃなくて開発手法とか能力に求められる」と考えたいので、ITサブコン系エンジニアでもやりたい仕事があるならやれる可能性を考えてみるのだ...)


テクニカルスキルは、深さ × 幅広さでカバーすることで「エンジニアの価値は経験年数じゃなくて開発手法とか能力に求められる」と考えたい。


テクニカルスキルを定量評価するならば、例えばこんな式で数値化できるんじゃないだろうか。

深さ × 幅広さ × 応用時間

もしテクニカルスキル値を容積として考えられるならば、深さと幅広さで応用時間が補えると思う。
(1コ目と2コ目のパラメータは要求によって変わるかな)


確かに「必要はアイデアの母」であり、実務経験上でなければ発生しない要求に対して、すばらしいアイデアで問題解決ができるケースもあるだろう。
でも大概、物凄いトリッキーになったりして、問題解決事例であっても経歴書に載せたくないような事が多いorz
# そうでなければ、その時点で技術論文を書いたほうがいい(ry

どちらかというと、テクニカルな知識の実務応用とは「あらゆるシガラミによって妥協が発生する」ことを知る程度ではないだろうか。
であるならば、本質的な応用例(やアンチパターン)を本やネットからインプットし、個人的にアウトプットするほうがよっぽど有意義な時間の使い方かもしれない。


新人の頃、技術書を買って会社で読んでると、先輩から「本と実務は違うんだよねぇ」なんてよく言われたことがあると思う。
後になって分かった。
その違とは、大概「水は低きに流れる」ことと「たまにトリッキーなことしなきゃいけない」ことぐらいだ。


...だから、経験年数をテクニカルスキルの実務適用年数として考えた場合でも、深さ × 幅広さでカバーすることで「エンジニアの価値は経験年数じゃなくて開発手法とか能力に求められる」と考えたい。


さらに経験年数をヒューマンスキルの実務適用年数として考えてみる